ウミガメの剥製販売で書類送検 種の保存法違反疑い、庄内地方の男

2021/1/21 10:09

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 庄内地方に住む自営業の50代男がワシントン条約で商取引が禁止されているウミガメの剥製をインターネットのオークションサイトで販売した事件で、庄内署は20日、種の保存法違反(譲り渡しの禁止、広告の禁止)の疑いで、男を書類送検した。購入した神奈川県の60代男も同法違反(譲り受けの禁止)の疑いで送検した。県警によるウミガメの違法売買の摘発は初めて。

 庄内地方の男の送検容疑は2019年3月、ウミガメのタイマイの剥製をオークションサイトに出品し、同月、神奈川県の男に3300円で譲り渡した疑い。神奈川県の男は剥製を同金額で購入した疑い。

 環境省によると、全てのウミガメは種の保存法で保護されている。一方で同法には除外規定があり、所有者が環境省指定の「自然環境研究センター」に個体登録していれば、譲渡や売買が例外的に認められる。

 県警や関係者によると、庄内地方の男は登録せず、オークションに「中古 ウミガメ リアル ディスプレイ 剥製のよう」などのタイトルで出品。動物の違法取引調査に取り組む非政府組織(NGO)「LIA(エルアイエー)」(本部・長野県)が発見し、県警に刑事告発していた。2人は売買を認めた上で「取引が規制されているとは知らなかった」などと話しているという。

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