南陽市の特産品を観光客や市民に紹介する特設スペースが、同市の赤湯駅内にオープンした。「NANYO selectionなんようの いいもの うまいもの」と題し、逸品の数々をPRしている。
特産品の販売促進を図るとともに、市自慢の逸品を市民にも広く知ってもらい、お土産や贈り物として外部にアピールしてもらおうと、市と市商工会、市観光協会が協力して15日に開設した。待合室内で、かつて売店だった空きスペースを有効活用した。
会場には、日本酒やそばなど、商工会が認証する「一店逸品事業」の入賞商品やカタログ、ふるさと納税の返礼品を取りそろえた。また、ランチ・ディナー別に飲食店のメニューの写真や料金、地図なども展示。南陽の名物や代表商品が1カ所で把握できる会場構成となっている。
市商工観光課は「隣接する駅の駅なんようで販売しているものもある。そこで購入してもらうだけでなく、広く南陽市を知るきっかけにしてほしい。市民の間でも特産品に対する認知度を高め、多方面からPRしてもらうきっかけになれば」と期待している。
展示は来月15日までを予定しているが、好評なら延長する。
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