安寧祈り、火渡り 米沢・笹野観音で十七堂祭

2021/1/17 21:45
素足で火の上を歩く山伏=米沢市・笹野観音

 米沢市の笹野観音で17日、山伏や参拝者が護摩の残り火の上を素足で歩いて五穀豊穣(ごこくほうじょう)などを祈願する「十七堂祭」が開かれた。コロナ禍の中、マスク姿の参拝者は一日も早い収束や、穏やかな日常の回復に向けて思いを一つにしていた。

 祈りを込めながら歩く「火渡り」は心身の邪気を焼き払う儀式。山伏が周囲を清め、杉の葉を積み上げた護摩壇に点火した。火勢が落ち着くと、素足の山伏が「やー」と掛け声を発した後、火が残る木の上を歩いた。参拝客もお札を手にして続いた。

 米沢市通町3丁目、医療事務真木美嘉さん(34)は長男琳太郎ちゃん(2)、昨年生まれた長女寧々ちゃんと参加し、「長女がおなかにいるときに安産祈願で火渡りした。今年はお礼と健やかな成長を願いながら歩いた」と話していた。

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