モンテ、今季陣容固まる 過去最多、14選手が加入

2021/1/15 10:50
今季初のトレーニングで汗を流す選手たち=天童市・県総合運動公園

 サッカーJ2・モンテディオ山形の今季陣容が固まった。新加入は過去最多の14選手で、育成型クラブを目指す方針に沿い、平均年齢25.2歳と昨季同様に若さあふれる顔ぶれになった。J2の他クラブよりも早い段階から積極的な補強を進め、中盤は若手を軸に技巧派をそろえた。

 守備陣は昨季の主力が残留した。GK陣は故障からの復帰を目指す櫛引政敏らを考慮し、異例の5人態勢に。序盤は足元の技術がある藤嶋栄介、スペイン出身のビクトルを軸にした定位置争いが予想される。最終ラインの即戦力としてDF山崎浩介が加入。サイドバックではDF山田拓巳らベテラン勢に加え、有望株のDF半田陸らの起用が見込まれそうだ。

 パスワークの要を担う中盤は個性派ぞろいだ。ボランチの新戦力は、展開力のあるMF国分伸太郎、守備に定評のあるMF藤田息吹、世代別代表経験のあるMF山田康太と各自の実績は十分。より攻撃的な位置ではMF堀米勇輝とMF中原輝が加わり、個人技での打開と左利きのプレースキッカーとして期待が持てる。パスを巧みに引き出すMF南秀仁、スピードが持ち味のMF加藤大樹を含め、攻撃時の選択肢は増やせそうだ。現時点で契約未更新のMF中村充孝の動向にも注目が集まる。

 最前線は昨季14得点のFWビニシウス・アラウージョを軸にした布陣。高さはないものの、守備を含めてハードワークを苦にしない人材を集めた。石丸清隆監督は「(新戦力は)変化を起こせるような技術があり、戦術の幅が広げられそうだ」と強調。昨季主力の移籍は最小限にとどめたものの、半数が入れ替わる形となり、既存選手との融合が鍵になりそう。「守備的にならずにやっていきたいと選手には伝えている。(開幕までに)進化した形に持っていきたい」と語った。

今季初の全体練習、山田拓「心に響くプレーを」

 モンテディオ山形は14日、天童市の県総合運動公園で今季初めての全体練習を行い、報道陣に公開した。

 メディカルチェックが割り当てられた選手などを除いた約20選手、石丸清隆監督をはじめとするコーチ陣が参加し、人工芝のグラウンドでパス回しなどのメニューに取り組んだ。練習後、在籍14年目を迎えたDF山田拓巳は「アグレッシブなサッカーをピッチで表現し、全ての人の心に響くプレーを見せる。J1に戻れるように頑張りたい」と抱負を語った。

 19日に静岡県御前崎市での1次キャンプが始まり、来月28日に行われる町田との開幕戦に臨む。 

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