北国の知恵、甘さアップ 新庄・「雪の下野菜」掘り出し

2021/1/15 10:47
雪の中に入れて甘みが増したキャベツや白菜、大根などを掘り出した=新庄市

 新庄市エコロジーガーデン内にある産直まゆの郷(さと)で14日、生産者が「雪の下野菜」の掘り出し作業を行った。雪の中でおいしさを増した野菜は早速、同所の直売所に並んだ。

 まゆの郷を運営する、しんじょう産地直売所運営協議会(坂本孝一郎会長)の役員約10人が参加した。昨年12月下旬に埋めた場所には1.3メートルほどの雪が降り積もり、参加者が除雪機やスコップなどを使い、宝探しするかのようにかき出した。30分ほどするとコンテナの姿が見え、白菜や大根、キャベツなど5種類約500キロを“収穫”した。

 雪中は零度前後で湿度が一定になるため、鮮度が保たれる。また凍結を防ぐ自衛本能で甘くなるともいわれている。坂本会長は「きっとおいしいはず。これからも先人の知恵を受け継いでいきたい」と話した。「雪の下野菜」はまゆの郷で、通常の野菜の1~2割増しで販売している。

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