異業種挑戦!マスカットを栽培、加工 皮革製品加工の大沼産業(最上)

2021/1/14 10:29
異業種から農業の分野に進出し、急速冷凍したシャインマスカットやシャーベットを商品化した

 皮革製品加工の大沼産業(最上町、大沼寿彦社長)が、関連会社ONUMAを設立し、シャインマスカットの栽培に取り組んでいる。収穫した果実は急速冷凍し「夢みるシャインマスカット」として商品化した。異業種への挑戦に大沼社長は「まさに夢の事業。販路を拡大し未来に残せる仕事をしたい」と意気込む。

 同社は革靴の縫製や自動車用レザーシートの皮革裁断などを手掛ける。農業とは縁遠いが、自社のオリジナルブランドを立ち上げて売り上げを伸ばそうと、ONUMAを2018年5月に設立した。同町志茂にある約470平方メートルのハウスを活用し、当時需要が高まっていたシャインマスカットの栽培を始めた。昨年は700キロほどを収穫し、納得いく出来栄えだった。

 商品はフローズンシャインマスカットとシャーベットの2種類。フローズンは収穫したての200グラムを専用の機械で急速冷凍した。シャリシャリとした食感が特徴で、凍結することで甘みが増すという。シャーベットは米沢市のジェラート店「グレイス」に製造を委託。アクセントとして白ワインで香り付けしている。

 2商品は「夢みるシャインマスカット」の統一コピーを付け、デザインに一体性を持たせた。現在は大沼産業での直販と町のふるさと納税の返礼品として取り扱っている。大沼社長は販路拡大が課題とし、「シャインマスカット以外の作物も商品化して、フローズンデザートを『夢みる―』シリーズとしてブランド化したい」と話している。問い合わせは同社0233(43)9361。

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