県内は断続的な降雪が続き、西川町志津では13日、午前8時時点の積雪深が338センチとなった。県道沿いの雪壁は背丈をはるかに超え、月山志津温泉の関係者は除雪を繰り返している。
同町などは昨冬に「日本一の『月山』雪国宣言」を行い、豪雪の地を発信している。同温泉関係者によると、この時期の積雪量としては例年並みか、やや多いという。旅館仙台屋の清野正一さん(69)は「日本一の雪国宣言は豪雪を逆手に取ってPRする内容。昨年は雪が少なかったので、今冬はある程度降ってくれて良かった」と話す。
一方、現在は新型コロナウイルスの影響で宿泊客が減っており、清野さんは「『コロナが落ち着いたら必ず行く』と言ってくれるお客さんがいる。頑張りたい」と話していた。
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