ノロ集団食中毒、県内最多559人に 新たに320人確認

2021/1/13 08:47

[PR]
 仕出しの協栄給食(天童市)が提供した弁当を原因とするノロウイルスの集団食中毒で、県は12日、新たに320人の患者が確認され、合計559人になったと発表した。ノロウイルスが原因の食中毒では県内で過去最多となる。一部の聞き取りが残っており、患者数が増える可能性がある。

 県食品安全衛生課によると、患者は山形、寒河江、村山、天童、東根、米沢、鶴岡、仙台各市などに住む1歳から90代の男女。先月20日と23日の2日間に弁当を提供した事業所などについて、年末年始の休業明けを待って追加調査した。

 2日間に弁当を食べたのは配達先などの317施設計1983人。このうち、1~6歳の幼児は14施設計562人で、78人が感染した。全体で359人が医療機関を受診し、全員回復している。

 協栄給食は先月28日までに施設の洗浄や消毒を行い、調理従事者がノロウイルス検査で陰性となり、健康に異常がないことから、5日に営業を再開した。県村山保健所は定期的に同社の衛生管理状況を確認する。

 県内のノロウイルスを原因とする集団食中毒では、2009年に上山市で発生した393人が最多だった。他の原因では、1984(昭和59)年に天童市の別の仕出し業者による弁当で、2246人が病原大腸菌に感染した。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]