知事選候補の政策、主張(下)

2021/1/12 11:40

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【農業振興】

◆大内理加氏

 営農意欲の向上には鳥獣被害対策を強化し中山間地の農業を守るほか、頻発・激甚化する災害から農地と農業施設を守り、収入保険の加入率を上げるための支援など災害に強い農業を確立していくことが必要だ。農業所得を上げるため、スマート農業の推進と同時に「儲(もう)かる農業」という視点が必要と考える。消費者ニーズを捉え、マーケティングによる売れる農作物の生産体制をつくる。

◆吉村美栄子氏

 直近1年間の新規就農者は過去最多で5年連続東北1位となった。開学準備を進める「東北農林専門職大学」(仮称)や、県立農林大学校において高度で実践的な農業経営人材を育成し、農林業の活性化につなげる。スマート農業技術の実装や「つや姫」「やまがた紅王」などのブランド化、園芸・畜産のさらなる振興を推進し、県産農産物の付加価値を高め、農業所得の一層の拡大を図る。

【地方創生】

◆大内理加氏

 県の魅力や資源を生かして地方創生を実現するためには人口減少に歯止めをかけることが必要だ。一極集中から地方分散が進む中で「選ばれる山形」を目指し、多様な人材が交流する活力あふれる県をつくる。本県が誇るべき食や自然の魅力の発信に加え、住みよい県づくりの土台として交通インフラの整備、地域医療体制の構築、教育県の復活、県土強靭(きょうじん)化などを前に進める。

◆吉村美栄子氏

 都市部の新型コロナ拡大を契機に移住定住施策を推進する。ゼロカーボンやまがたの目標実現に向けた施策を通し、産業界のイノベーションを創出する。やまがた健康住宅や電気自動車の普及等による省エネの推進、やまがた森林(モリ)ノミクスによる森林吸収源対策を積極的に進める。スマート農業や産業のデジタル化を推進し、本県らしい経済戦略を進め、幸せな暮らしを実現していく。

【インフラ整備】

◆大内理加氏

 交通インフラは全ての産業の基盤だ。本県で遅れている交通インフラ整備は市町村と一体となり、国と連携してスピード感を持って進めていく。本県の「高速交通体系のビジョン」を策定して見える化し、県民と共に前進する体制をつくる。ビジョンの策定に当たっては日本海側、太平洋側双方のメリットを共有して経済発展することを目指し、東北を俯瞰(ふかん)した視点が必要と考える。

◆吉村美栄子氏

 地方創生や国土強靱(きょうじん)化などの観点から、道路や鉄道、空港等のインフラ整備は非常に重要。東北中央自動車道と日本海東北自動車道などの高規格道路や県内の主要道路の整備促進、フル規格新幹線の早期実現等の鉄道整備と機能強化、滑走路延長の検討など県内空港の利用拡大に向けた取り組みを着実に進める。多様で重層的な高速交通ネットワークの形成に力を入れて取り組む。

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