山形発アイドル「あやたん」デビュー 県内クリエーター集団プロデュース、配信開始

2021/1/10 11:45
あやたんとしてデビューした高橋彩乃さん=山形市

 県内のクリエーターでつくる団体・ブランニューデイが「山形に足りないものをつくろう」と、山形大人文社会科学部3年高橋彩乃さん(21)=山形市=をアイドル「あやたん」としてプロデュースし、全国、世界に向けて発信する企画を始めた。デビュー曲は昨年末に配信を開始。同団体はあやたんの発信力を育て、地域や地元企業のPRに役立ちたいとしている。

 ブランニューデイは昨春、自分たちの技術を地域のために生かそうと発足した。山形市のデザイン会社「アンドオン」代表の安部誠司さん(39)=同市=と、県内企業のブランディングを手掛けている三浦拳さん(27)=同=が共同代表を務め、現在、20~30代のクリエーター7人が所属。ウェブメディアの運営も手掛けている。

 地方でも若者が活躍できることを体現しようとしたのが、アイドルのプロデュース。あやたんは仙台市出身で学業の傍ら、長井市の観光パンプレットや地元企業のホームページなどのモデル活動をしていた。安部さんの知人で幼い頃からアイドルに憧れていたあやたんは「もっと上を目指したい」と今回の企画に参加した。

 デビュー曲「ワガママサマー2020」は、「女の子のわがままのかわいらしさ」をイメージしたポップスで3分20秒ほど。作曲は山形市出身で米国ロサンゼルスで活動するミュージシャンNOZOMI YAMAGUCHIさん、ミュージックビデオ(MV)は天童市の映像作家MIURA MAKOTOさんが手掛けた。撮影は山形市内で行い、スタイリッシュな雰囲気に仕上げた。MVは動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、「応援している」といったコメントが寄せられている。

 あやたんは「山形からの表現の可能性を伝え、東京に出て行く若者を減らしたい」といい、本県の若者のアイコン的存在を目指す。安部さんは「クリエーターも映像や写真など質の高いものをつくり、多くの県民から支持されるアイドルに育てたい」と話す。

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