県産紅花の魅力溶け込むビール発売 天童「ブリューラボ・108」

2021/1/8 09:39
紅花を使ったクラフトビールを手にする加藤克明代表=天童市・将棋むら天童タワー

 天童市の将棋むら天童タワーでクラフトビールを製造販売する「ブリューラボ・108(トウハチ)」(加藤克明代表)が、県産紅花を使った「Mogami Benibana(モガミベニバナ)」を発売した。同市の貫津紅花栽培組合の協力を受けて研究し、「山形の魂」を盛り込んだ地ビールに仕上げた。

 加藤代表はブルワリーを始める前の2019年、同組合を通じて山形の紅花文化の尊さを実感した。「見てよし、染めてよし、食べてよし」という紅花を、ビールにしたいとの思いが募った。昨年春に自分たちで種を植え、地元で紅花を生産した。

 これを水に浸透する液にして新ビールが完成と思ったが、「においがきつく、あまりに独特」だった。改善のため試行錯誤していた時、紅花の染色作業に梅を用いたことを知った。これをヒントに県産の完熟梅を使って、爽やかな香り付けに成功した。「味の表現が難しかったが、他とは違う鮮やかな黄金色となった」という。

 108種のビールを造るのが目標で現在は7種を製品化。「いずれは理想としている真っ赤な紅色を出したい。コロナ禍で大変だが、地域を盛り上げる新しいスタイルのビールを求めたい」と語った。

 ピルスナー種で、330ミリリットル入り、価格はオープン。天童タワーのほか遠藤物産(山形市山寺)など県内4店で扱っている。

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