スペイン出身のビクトルは母国の下部リーグなどを経て、2017年に当時J2の岐阜に加入。相模原に完全移籍した今季はリーグ戦全34試合に出場し、正GKとしてクラブを初のJ2昇格に導いた。欧州出身選手の在籍は山形で初めて。身長191センチ、体重85キロ。利き足は右。
中原は熊本県出身。ルーテル学院高(同県)から駒大に進み、19年に熊本に加わった。1年目で開幕スタメン入り。今季のリーグ戦出場は全34試合で、プロ初ゴールを含む6得点をマークした。ドリブルを武器とするアタッカー。身長169センチ、体重66キロ。利き足は左。
林は兵庫県出身。15年に大産大付高からJ3鳥取に入団した。5シーズン在籍した後、今季はJ3初参戦の今治に完全移籍した。最前線の主力としてリーグ戦31試合に出場し、8ゴールを挙げた。裏への抜け出しや献身的な守備が持ち味。身長178センチ、体重70キロ。利き足は右。
クラブを通じ、ビクトルは「チームのために新しい仲間と共に全力で闘う」、中原は「J1昇格の力になれるよう全力で頑張りたい」、林は「早く顔や名前を覚えてもらえるように試合に出て結果を出したい」などとコメントした。
栗山、野田、松本怜、藤嶋と契約更新
クラブは同日、DF栗山直樹(30)、DF野田裕喜(23)、DF松本怜大(30)、GK藤嶋栄介(28)の4選手と来季の契約を更新したと発表した。リーグ戦出場は、負傷で戦列を離れた栗山が8試合、野田が34試合1得点、松本怜が33試合、途中加入の藤嶋が11試合。
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