国道112号、自転車道の融雪化完了 山形市中心部

2020/12/23 07:52
自転車道の消融雪整備工事が完了した国道112号=山形市十日町

 国土交通省山形河川国道事務所は22日、山形市中心部の国道112号で進めてきた自転車道の消融雪・排水施設整備が完了したと発表した。地下水を利用したロードヒーティングシステムで、自転車道での融雪化は東北地方初という。自転車通行時に危険性が増す道路の凍結や水たまりを解消し、買い物などでの利便性向上が期待されそうだ。

 整備事業は2015年度にスタートし、山形市十日町から七日町交差点までの約1キロ区間で工事が進められてきた。幅1.5メートルの自転車道は東西両側にあり、このうち山形中央郵便局前から十日町の交差点までの残る約300メートル区間が完成し、工事予定区間の全ての整備が完了した。総事業費は約6億8千万円。

 数カ所に設けた井戸で地下約100メートルから水を吸い上げ、道路に敷設したパイプに循環させることで雪を溶かすシステム。道路脇にセンサーがあり、外気温が0.5度以下になったり、雨水を検知したりすると融雪機能が働く。

 国道112号の自転車道整備を巡っては、山形河川国道事務所や県警察、山形市、地元商店街などによる社会実験を経て、歩行者と自転車、車を分離する現在の交通環境に整えられた。同事務所は「冬場でも夏場でも安心して通行できるようになった。中心市街地の活性化にも役立ってほしい」と話している。

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