意地見せ、モンテ有終 山口に2-0、最終順位は7位

2020/12/21 08:54
〈山口―山形〉前半、ボールを保持する山形のFW渡辺凌磨(右)=山口市・維新みらいふスタジアム

 サッカーJ2は最終節の20日、各地で11試合が行われた。モンテディオ山形は山口市の維新みらいふスタジアムで山口と戦い、2―0で勝利した。2試合ぶりの白星で、通算成績は17勝11分け14敗。最終順位は7位とした。

 山形は3試合連続で同じ布陣を組んだ。前半は競り合う展開で0―0で折り返した。後半21分、FWビニシウス・アラウージョが右足でシュートを決めて先制。同44分、途中出場のFW大槻周平がCKのこぼれ球を左足で押し込み、突き放した。

 このほか、既に昇格を決めていた徳島が初優勝し、天皇杯全日本選手権出場権を獲得した。同じく昇格が決定していた福岡に0―1で敗れ、勝ち点84で並んだが、得失点差で上回った。

 【評】山形が勝負どころの決定機を生かし完封勝利。前線からのプレスに苦戦した場面もあったが、徐々にパス回しのテンポが上がった。後半21分、MF南がスペースに走り込んで揺さぶり、FWアラウージョが先制ゴール。流れをつかむと、FW大槻の加点で勝負を決めた。

〈山口―山形〉前半、自陣でボールをはね返す山形のMF加藤大樹(20)ら=山口市・維新みらいふスタジアム

パス質向上、後半2発

 【青炎】J1昇格を逃したものの、最終戦で意地を見せた。徐々にパスの質を高め、後半に2得点。先制ゴールを決めたFWビニシウス・アラウージョは「苦しい展開だったが、この最終節の勝ち点3をどうしても届けたかった。必ずチャンスが来ると信じてプレーした」と振り返った。

 前半、ハイプレスの守備で互いにつぶし合った。石丸清隆監督が「もっと主体的にプレーしよう」と鼓舞した後半、中盤で数的優位の状況をつくりながら前進した。後半21分、位置を押し上げたMF南秀仁が右サイドで相手の背後を取り、後ろのDF山田拓巳に折り返し。クロスに走り込んだアラウージョが、体勢を崩しながら右足のボレーシュートを決めた。攻め急いだ相手にも助けられた終了間際には、「必ず点を取って楽にさせる」と途中出場したFW大槻周平が9試合ぶりに得点し、勝利を決定づけた。

 指揮1年目を振り返った石丸監督は「チームは大きく変化した」と強調。J1昇格を目指す来季は「見ている人を魅了したい」と目標を語った。

頑張った選手に感謝

 石丸清隆監督の話 前半の入り方は勝ち試合に等しくない内容。失点ゼロで終えたことで勝機はあると思った。後半は前に行く選択肢を自分たちでつくれた。(最終戦でホームの)相手も勝ちに来るという面では難しいゲーム。後押ししてくれたサポーターだけでなく、頑張った選手に対しても感謝したい。

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