山形の飲食店関連、感染拡大 新型コロナ、県内累計196人に

2020/12/10 07:23

[PR]
 県と山形市は9日、新たに山形、鶴岡、寒河江、三川の各市町で30~90代の男女10人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。山形市は60、70代の男女5人で、このうち3人がクラスター(感染者集団)が確認された同市七日町3丁目のスナック「英(はなぶさ)」を訪れていた。女性経営者を含めて英の客らの感染者は計8人に拡大した。

 山形市によると、英を訪れ、新たに感染が確認されたのは客の60代無職男性と70代会社員男性、女性経営者の同居家族の70代自営業男性。他に女性経営者が複数回訪れたという同市七日町4丁目の居酒屋「たから湯」を経営する70代男性も感染した。

 残る1人は70代無職女性で、6日に感染が公表され、英の利用が分かった70代女性が経営する店舗を訪れ、濃厚接触者としてPCR検査を受けた。5人とも感染症指定医療機関に入院した。

 県によると、三川町の感染者は60代男性と90代男女の計3人で、いずれも三川病院の入院患者。4~6日に発熱した。3人とも一般療養病棟に入っており、それぞれ別の病室という。鶴岡市は1人で同病院に勤務する50代の女性職員。同じ病棟を担当し、感染患者と接する機会があった。3人の患者は、感染者と非感染者を区分けする「ゾーニング」をした上で院内で治療が行われている。鶴岡市の女性は医療機関に入院した。

 同病院は11月中旬から患者と家族との面会を中止しており、感染経路は分かっていない。院内感染が疑われるため、患者や職員など計400人程度を順次検査している。

 寒河江市の感染者は30代飲食店従業員男性で、天童市鎌田本町1丁目のパブスナックfan(ファン)の従業員。配膳を担当しており、5日まで勤務し、6日からせきなどの症状が出た。濃厚接触者は職場関係者と家族で、他に複数の従業員に風邪のような症状がみられる。過去の感染事例と関係はないとみられる。感染症指定医療機関に入院し、症状は重くないという。

 県内の感染公表は15日連続で累計196人となった。新たに5人が退院し、コロナ専用病床に45人、院内クラスターが起きた山容病院(酒田市)に12人、三川病院に3人がそれぞれ入院している。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]