冬の天元台、圧雪車ツアー開催へ 来月から土日の早朝と夜

2020/12/4 21:48
天元台高原の湯元駅と高原駅を結ぶロープウエーの窓からは、うっすらと雪化粧した山々が広がっていた=米沢市

 米沢市の天元台高原スキー場は、今シーズンから土日の早朝と夜間を対象とした圧雪車で行くゲレンデツアーを開始することを決め、4日、新車両を報道陣に公開した。15人乗りで、圧雪車のライトで樹氷を幻想的に照らし出すとともに、誰も手を付けていない「ふかふかの雪原」を滑る企画を用意した。来年1月から営業を始める。また、同日は現地で冬山営業の安全祈願祭も開かれた。

 西吾妻山、天元台、白布温泉エリアの観光再生や地域経済活性化を目的とした「リボーンプロジェクト」の一環として企画した。車両とキャビンを合わせ約1500万円で購入し、改装した。キャビン内は3列シートで、四方に大きな窓があり、外の景色を楽しむことができる。寒さに備え、暖房も完備した。

 現時点で予定しているツアーは2種。土曜日夜に開催する「吾妻ハブラシ樹氷観賞スノーモンスターナイトツアー」は、ゲレンデ営業を終えた夜に出発。暗闇の中、圧雪車のライトと月明かりだけを頼りに登る。同スキー場で最も標高が高い地点には樹氷があり、伴走する圧雪車のライトで照らし出した幻想的な光景を楽しむ。

 一方、日曜日の朝に開催する「パウダーラン!つがもり東壁ファーストトラックツアー」は、深夜から未明に雪が積もった手付かずのゲレンデで、真のパウダースノーを味わう企画となっている。今シーズンはロープウエーの高原駅近くにある宿泊施設「アルブ天元台」やペンションの宿泊客限定の企画とする方針。料金は1人当たり3300~4千円で検討している。

 天元台の関係者は「米沢市内の夜景も魅力的。新たな魅力を発信していきたい」とアピールした。問い合わせは同社0238(55)2236。

 一方、安全祈願祭はアルブ天元台で開かれ、関係者約50人が出席した。山田長一社長は「積雪は15センチで、まだ滑走できないが、白い景色の中で安全祈願するのは久しぶり。ほっとしている」とあいさつした。

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