酒田の病院、院内感染か 県内で新たに3人確認

2020/12/5 08:48
県内の感染事例について説明する県の担当者=4日、県庁

 県は4日、新たに鶴岡市や酒田市に住む20~80代の男女3人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。このうち、酒田市の20代男性は市内の山容病院の職員だった。抗原検査では一部患者で陽性が確認されたことから院内感染も疑われており、患者やほかの職員を対象にPCR検査を実施して詳しく調べている。

 県などによると、20代男性は病棟で看護補助として勤務し、1日に38~39度の発熱やせき、けん怠感などの症状が現れた。同日午前に病院を早退し、医療機関を受診。2日に別の医療機関でPCR検査を行い、3日に陽性が判明した。庄内地域の医療機関に入院中で、症状は重くないという。

 入院患者数人に発熱などの症状が出たため、同病院が独自に抗原検査を行ったところ、4人が陽性だった。院内感染は確定していないが、県薬務・感染症対策室は可能性が高いとみている。

 一方、鶴岡市の40代会社員男性は、11月30日に感染が公表された同市内の40代会社員男性の知人で、11月中旬に子どもの学校関連の会食に同席していた。会食に同席した二十数人のうち、感染者は今回で計8人となった。残りの出席者は全員陰性だった。

 同市の80代無職女性は先月27日以降、発熱や下痢といった症状が現れ、3日に感染が分かった。過去事例との関連はないとみられ、感染経路は調査中としている。2人とも症状は重くなく、庄内地域の医療機関に入院している。

 また、山形市は4日、3日に感染が公表された市内の70代無職女性の濃厚接触者を含め14人が全員陰性だったと発表した。

 県内の感染公表は10日連続で、累計152人となった。新たに2人が退院、1人が自宅療養となり、入院者は28人。

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