農業、物流資材加工販売の三洋(三川町、石田伸社長)は、災害時に避難所で活用できる組み立て式のパーティションを販売している。同社で3日、商品の説明会が開かれ、参加者が使用感を確かめた。
パーティションは幅、奥行きとも2.1メートルで、高さは1.8メートル。避難所でのプライバシーが確保できるような高さに仕上げた。重さ4.5キロと持ち運びしやすく、ブルーシートの素材を使用していることから汚れにくいという。支柱を使って直線状に並べることができ、新型コロナウイルス感染防止のため職場などの仕切りとしても使える。
説明会は自治体などの約10人が参加し、組み立ての工程や完成形を確認した。同社の開発担当者は「誰でも簡単に設営できるような物を目指した。コロナ対策として企業での活用も期待できる」と話している。
受注生産で価格は1基1万5400円。問い合わせは同社0235(66)3685。
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