青々と、鍋を彩る伝統野菜 山形で「堀込せり」の収穫本格化

2020/12/3 08:40
青々と育った「堀込せり」を、田んぼから引き抜く生産者=山形市前明石

 山形市前明石地区の特産「堀込(ほりごめ)せり」の収穫が本格化している。納豆汁や鍋物、おせち料理などに欠かせないセリ。生産者は年末年始の食卓で味わってもらおうと、寒さに耐えながら作業している。

 生産歴約50年の近くの山口和夫さん(75)によると、堀込せりの栽培は約150年前に蔵王山系の地下水を利用して始まった。シャキシャキした歯触りと程よい香りが特徴で、現在は約20軒が生産している。

 このうち山口さんの農地は約50アール。山口さんは胴長靴とゴム手袋を着け、長さ約50センチのセリを束ねて引き抜く。これを近くのハウス内の女性たちが水洗いして選別する。

 山口さんは「先人から受け継いだ伝統野菜を絶やさず、多くの人に届けたい」と話す。収穫は来年1月がピーク。3月まで続き、県内各地に出荷される。

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