マスク会食、新しいマナーで 山形でデモ

2020/12/2 21:14
経済団体や飲食業界の代表者らが、「マスク会食」を体験した=山形市・パレスグランデール

 新型コロナウイルス感染予防と経済活動の両立のため、菅義偉首相らが呼び掛けている「マスク会食」のデモンストレーションが2日、山形市のパレスグランデールで開かれた。県や経済団体、飲食業界の代表者らが、マスクをしながらの新しい会食マナーを体験した。

 全国冠婚葬祭互助会連盟副会長を務める武田良和ジョイン社長が発起人となって開催し、吉村美栄子知事を含め12人が参加した。手指の消毒をしてから必ず新しいマスクを着用▽耳ひもを持ってマスク本体に触らないよう外す▽片方の耳にマスクをかけたまま飲食し、話すのは着用してから-などポイントを確認後、コース料理を味わった。

 最初はぎこちない空気が漂ったが、慣れると食事も会話も楽しめるように。参加者は「酔ってきたら難しいかもしれないが何もしなければ飲食業界は死に体。いい取り組みだ」「マスクの着脱が頻繁にならないよう、ある程度まとめて料理を提供するなど、出し方の工夫が必要かもしれない」などと話していた。

 飲食、ホテル業界は新型コロナで大打撃を受けた業界の一つ。忘新年会のかき入れ時を前に感染が再拡大し、経済への影響が懸念されている。発起人の武田社長は「安心して会食できるマナー啓発のきっかけになればいい。動画での発信なども検討したい」と話した。吉村知事は「食べながら話すより食事のおいしさを味わえる良さに気付いた。飲食業は裾野が広く生産者にも影響する。多くの県民に取り組んでほしい」と述べた。

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