県内高校生、就職内定率は68.8% 10月末、コロナで採用選考遅れ

2020/12/2 12:48

 山形労働局は1日、来春卒業予定の県内高校生の就職内定率が10月末時点で68.8%だったと発表した。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で採用選考が1カ月後ろ倒しの10月16日からとなっており、前年との単純比較はできない。選考開始直後に当たる昨年9月末時点の内定率は65.8%で、選考開始直後で比較すると過去最高だった前年を3.0ポイント上回った。

 2021年3月卒業予定の高校生の採用選考は例年の9月16日から1カ月遅れでスタートし、内定率の公表は今回が最初となる。前年同期(10月末)は84.9%。高校生対象の県内求人倍率は前年同期を0.31ポイント下回るものの過去3番目に高い2.64倍だった。

 来春卒業予定の高校生の就職希望者(自営、縁故、公務員を除く)は前年同期比6.1%減の2386人、県内企業への就職希望者は1.5%減の1908人、県外希望者は20.6%減の478人。コロナ禍により県外での就職をためらう傾向があり、県内回帰が進む。

 県内企業の求人数は11.9%減の5037人。主要産業別では、製造業が24.2%減の1574人、建設業が3.2%増の1177人、卸・小売業が19.3%減の553人、医療・福祉が3.0%減の482人、宿泊・飲食サービス業が47.8%減の194人となった。地域別の就職内定率は庄内74.1%、置賜73.6%、最上70.3%、村山63.0%だった。

 高校生以外では、大学生が前年同期比12.2ポイントダウンの72.4%、短大生が14.0ポイント低下の32.1%、高等専門学校生が9.1ポイント低い86.8%、専修学校が3.8ポイント下回る57.1%となった。この時期に県内大学生の就職内定率が8割を切るのは3年ぶり。新型コロナによる採用活動の変化が影響しているといい、同労働局は「ハローワークでも支援を行っているので利用してほしい」とする。

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