県内発、感染防止の新商品 山形・徳正合板の抗ウイルス板、上山・田島製作所の非接触グッズ

2020/12/1 11:20

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、予防効果が期待されるさまざまな新商品が県内企業からも生み出されている。山形市の徳正合板(徳正賢一社長)は抗ウイルスの塗装を施した化粧板「ウイルコーテ」を製品化、上山市の田島製作所(田島誠一社長)は電車などのつり革を利用する際に直接触れずに済むグッズを開発した。

徳正合板の抗ウイルス塗装を施した化粧板

 徳正合板のウイルコーテは、内装や家具などに使われる主力製品のシナ塗装パネルやポリ化粧板の表面に、銀系無機抗菌剤を塗布した。独自技術を駆使してコーティングすることで、人体への安全性を確保し、ウイルスの付着リスクを軽減させる効果があるという。第三者機関による試験をクリアし、一般社団法人「抗菌製品技術協議会」(SIAA)の製品登録を受けた。価格は通常品の1~2割増しで設定している。

 医療福祉や教育施設向けの腰壁、テーブルや棚などを用途先に想定。徳正社長は「人の手による清掃では拭き残しが生じてしまうが、ウイルコーテはウイルスの数を減少させる効果を確認している。安心感が得られるよう、メーカーとして一役買いたい」と話す。

田島製作所の「つかま~れ」。つり革にかぶせるなどして使える

 田島製作所は、金属プレス部品の技術を生かし、非接触型商品「つかま~れ」を開発した。手のひらに収まる大きさで、電車やバスのつり革の輪の部分にかぶせる形で装着すると、直接触れずに握ることができる。先が丸い突起部は、エレベーターのボタンを押す際など、さまざまな場面で活用できる。

 ステンレンス製で重さ40グラムほど。3色を用意し、1個2750円。千葉市の幕張メッセで開かれた商談展に出展しており、田島社長は「(製品自体を)除菌しながら長く使える商品。何かと触れるのが気になる方に役立ててほしい」と語る。

 問い合わせは、徳正合板023(686)5550、田島製作所023(672)1455。 

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]