20年産県産米の1等米比率、初の全国一

2020/12/1 09:59

[PR]
 2020年産県産米の1等米比率(10月31日現在)が94.8%となり、初めて全国1位となったことが30日、農林水産省や県のまとめで分かった。産地ごとの銘柄別(検査数量1万トン以上)でも本県の「つや姫」がトップを獲得。全国的な天候不順で品質の低下が懸念されたが、栽培管理の徹底や技術指導の強化が高品質米の生産につながった。

 農水省の統計によると、本県の1等米比率は前年同期比で3.9ポイント上昇した。2位は長野県で94.5%、3位は岩手県の94.0%となっている。全国平均は80.8%。過去5年は長野県か岩手県のトップが続き、本県は3位が最高だった。

 産地品種銘柄別では、本県の「つや姫」が98.9%で最も高く、「雪若丸」が97.6%で3位に入った。2位は新潟県の「新之助」で98.3%だった。

 県などは1991年に「米づくり日本一運動」を開始。1等米比率全国1位を目指し、高品質栽培に力を入れてきた。「つや姫」は当初から認定制度を導入して生産者に管理徹底を求め、「雪若丸」は今季、各県総合支庁の普及指導員を専任サポーターとして生産組織に配置し、栽培技術の向上に取り組んだ。全国の産地が夏場の天候不順などで栽培管理に苦心する中、本県の高い栽培技術が良質米の生産を支えた。

 農水省による調査の結果は毎月公表され、数値が確定するのは来年になるが、大きな変動はないとされる。県の県産米ブランド推進課は「生産者の努力が実を結んだ。品質とともに、食味や収量でも日本一を目指す」としている。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]