伝統の「鮭の新切り」作りに挑戦 鮭川の保存食

2020/11/30 12:28
協力してサケを丁寧にさばく参加家族=鮭川村中央公民館

 鮭川村の伝統食「鮭(よう)の新切(じんぎ)り」を作る教室が29日、村内で開かれ、地元や山形市から参加した6家族19人が漁場を見学し、サケの解体と塩漬けを体験した。

 新切りはサケを寒風干しにした保存食。最初に川口地区の鮭川で、金属製のわなを使って行うサケの「ウライ漁」漁場やふ化場を見学し、水揚げの様子に子どもたちが歓声を上げた。

 村中央公民館で新切り作りにチャレンジ。昔ながらの作り方を継承する「サーモンロードの会」の八鍬孝利会長の説明を受け、各家族が体長約70センチのサケの腹を開いて丁寧に内蔵を取り除き、水洗いする作業を行った。塩漬けでは、うろこに逆らうように塩を力いっぱいすり込み、口や腹の中にもたっぷり詰めていた。鮭川小4年伊藤夕葵(ゆずき)さん、来桜(こはる)さんの双子姉妹(9)は「初めて触ったけど上手にさばけたと思う。食べるのが楽しみ」と話した。

 サケは今後、軒先などにつるして寒風にさらし、完成した新切りを来年2月上旬に参加者が味わう予定。村教育委員会が企画した。

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