クリスマスを彩るポインセチア。寒河江市高屋では出荷作業が本格化し、ハウス内は赤や白、緑の華やかな鉢植えで埋め尽くされている。
ポインセチアはメキシコ原産の常緑低木。赤や白の花のように見える部分は苞(ほう)と呼ばれる葉で、下部にある緑色の葉との対比が美しい。寒河江市の「蔵王花園(かえん)」では赤色の「プレミアムレッド」「イタリアンレッド」を中心に7種類栽培し、12月中旬までに約3千鉢を県内や仙台方面に出荷する。
栽培歴25年の園主武田孝志さん(56)は「順調に色づいた。新型コロナウイルスの影響で暗くなりがちだが、ポインセチアを見て明るい気持ちになってほしい」とほほ笑んだ。
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