村山市長の志布隆夫氏(70)=楯岡十日町=が来年9月10日に任期満了となる次期市長選に3選を目指して立候補する意思を固めたことが29日、分かった。一部後援会関係者に既に伝えており、30日に開会する市議会12月定例会の会期中に正式表明するとみられる。
関係者によると、志布氏は人口減少対策に重点を置き、道路などのインフラ整備や子育て支援策充実などに取り組むとし、出馬の意向を示したという。山形新聞の29日の取材に対し、志布氏は「市議会を通して(市長選に関する)態度を表明したい」と話した。12月2日の代表質問に答える見通し。
志布氏は市総務課長、福祉事務所長などを経て、2度目の挑戦となった2013年の市長選で現職との一騎打ちを制して初当選。17年は無投票で再選された。現時点でほかに出馬を表明した人はいない。
|
|