サッカーJ2・モンテディオ山形は29日、甲府市の山梨中銀スタジアムで甲府と対戦し、0-0で引き分けた。通算成績14勝11分け12敗で、順位は一つ下がって8位。今季5試合を残してJ1昇格圏(2位)との勝ち点差は20となり、J1昇格の可能性はなくなった。
次節は12月2日、ホームで町田と顔を合わせる。
【評】山形は守勢に回り、3戦ぶりの無得点で引き分けた。敵のハイプレスをかわすことができず、押し込まれる時間が長かった。枠内へのシュートは少なく、計6本と14試合ぶりに1桁にとどまった。守りはDF熊本とDF野田を軸に粘り、長身選手を投入した甲府のパワープレーに対しても体を張って耐えた。
チームの力足りない
石丸清隆監督の話 前半の入りが今までの中でも非常に悪かった。相手のミスにも助けられ、膠着(こうちゃく)状態になった。(巻き返して)勝ちたかったが、そんなに甘くはなかった。(昇格の可能性がなくなったことを受け)僕の力も含め、チームとしてまだ力が足りなかった。もっとスキルアップしなければいけない。
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