ワイヴァンズ、群馬に連敗 最終Qでリード維持も

2020/11/29 20:23
〈山形―群馬〉山形の河野誠司(中央)がゴール下に切り込む=天童市・県総合運動公園アリーナ

 バスケットボール男子・Bリーグ2部は第9節第2日の29日、各地で6試合が行われた。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは天童市の県総合運動公園アリーナで群馬(東地区)と対戦し、74-77で敗れた。2連敗となり、通算成績は6勝11敗。順位は地区8チーム中6位。

 山形はアンドリュー・ランダル、中島良史、川辺亮平、キース・クラントン、河野誠司が先発した。前日と同様、序盤から激しい守備を繰り広げ、第2クオーター(Q)終了時点で34-27と先行。後半は一進一退の攻防となる中、最終Qでもリードを維持したが、最終盤のセットプレーやかさんだチームファウルによるフリースローから得点を許し、力尽きた。

 ランス・グルボーンが18得点、ランダルが16得点、クラントンが12得点12リバウンドだった。800人が観戦。次節は12月5、6の両日、埼玉県の越谷市総合体育館で越谷(同地区)と対戦する。

【評】山形は最終Qにプレー精度が落ち込み、接戦を逃した。前半を27失点に抑えたが、後半につれて相手外国人選手に得点を許した。第4Q終盤、チームファウルでフリースローを与え速攻で逆転を許すなど、守備のばたつきが痛かった。

【マッチアップ】首位相手、最終盤に隙突かれ

 第4Q、残り1秒。山形のスモールフォワード兼パワーフォワードのランス・グルボーンが果敢なカットインで得たフリースロー2本を冷静に決め、74―74の同点に追いついた。だが、続くタイムアウト直後、守備のわずかな隙を突くロングパスからシュートを決められ、勝利をさらわれた。激戦を終え、グルボーンは「勝つチャンスはあったはず。最後にしてやられた」と悔しさをにじませた。

 3点シュートやスピード感のある攻撃でチームの屋台骨を支える背番号22。前日はシュート決定力がさえず、不調は明らかだった。それでも、「引きずらず、ただアグレッシブにやるだけ」。気持ちを切り替えて臨んだ29日、チーム最多の18得点を挙げて存在感を放ち、首位と互角以上に渡り合った。

 最終Q、72―74で迎えたフリースローでは勝負強さが際立った。決定力はもちろん、追い込まれた局面で相手守備の状況に応じて適切な攻撃方法を選択する判断力も光った。「重要な場面で、経験のあるプレーヤーとしての仕事ができた」。敗れはしたものの、会場を沸かせた大きな見せ場の一つを振り返った。

 勝利をつかみかけただけに、口惜しさは残る。一方、2試合を通し、守備から試合をつくるスタイルで強豪と渡り合えたことは、チームの財産になった。「選手の一体感は高まっている。群馬戦で見つけたことを大切に、長いシーズンを戦っていきたい」。敗北をかみしめ、チームの成長につなげる決意だ。

最後の集中力足りなかった

 ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチの話 負けたことは残念だが、良い試合内容だった。選手のハードワークも光り、ミスを乗り越えてなんとか接戦に持ち込んだ。最後の集中力が足りなかった。守備のスタイルを維持し、ハイレベルな展開を繰り返すことが将来につながる。

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