JR酒田駅前にきょう28日オープンする「月のホテル」内にあるダイニング「月のみち」のお披露目会が27日、現地で開かれた。同ホテルが世界的に活躍するパティシェ辻口博啓さんと共同で開発したオリジナルパフェを発表したほか、トークショーも行われた。
オリジナルの「月のパフェ」は田村牛乳(酒田市)の牛乳を使用したソフトクリームを使用。モンブランクリームやコーヒーのパンナコッタなどを組み合わせ、月の形のチョコレートをあしらった。古代米の温かいソースを掛けるとチョコが溶ける仕組みだ。
お披露目会には関係者約20人が参加し、トークショーでは辻口さんと、月のホテルを経営する月見の白旗夏生社長が登壇した。白旗社長は「23年間空き地だった場所にこの施設ができ、皆さんの期待を感じている。食文化の発信地にもしていきたい」と抱負を語った。辻口さんは「山形はサクランボをはじめ、メロン、柿など魅力ある食材がたくさんある。今回を第1弾に、新しいスイーツを開発したい」と話していた。
月のみちは、朝、昼、夜とビュッフェ形式の食事を楽しむことができ、夜は日本酒バーとしても使用される。庄内地域の食材や日本酒をふんだんに取り入れたメニューを展開していくという。
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