外出控え?やや豪華に 県内お歳暮商戦、自分用ご褒美も人気

2020/11/28 10:12
県内でお歳暮商戦が本格化し、各店は3密回避策を徹底しながら需要獲得に力を入れている=山形市・エムアイプラザ三越山形店

 県内の各店でお歳暮商戦が本格化している。今年はどの店も新型コロナウイルス感染対策を徹底し、需要獲得や店頭での3密回避に注力。例年より少し豪華な商品が売れており、家族で使い切る分量の商品や自分用のご褒美商品にも人気が集まっている。

 エムアイプラザ三越山形店(山形市)は送料無料品だけで約千品目を用意。鈴木孝浩支配人は「(破産した)大沼からお客さまが流れ、受注件数は前年を大きく上回っている」と話す。例年3千~5千円の需要が多いが、今年は外出を控え贈答品に予算を割く人が多いためか、少し値の張る商品が好まれている。

 12月24日まで受注用に4ブースを設けており、3密回避策としてスペースにゆとりを持たせた。新規顧客は送付先住所を登録する必要があり、待ち時間が発生するため、店独自の送付先事前登録サービスを導入。配送先をファクスで提出してもらい、客の来店前に仮登録を済ませておく仕組みで、鈴木支配人は「待ち時間の解消に加え滞在時間も短縮し、感染の心配なく注文できる態勢を整えた」と語る。

 「食品館256」(山形市)は好きな物を自由に選んで詰め合わせる「カスタマイズギフト」がメイン。「何でも選べる」「オンリーワンの贈り物になる」のが魅力で、年々売り上げを伸ばしている。「手間を惜しまない」(榎森啓社長)接客で、百貨店でも難しい対応だという。価格帯は4千~5千円が中心。12月中旬がピークと予想し、繁忙期には相談・注文時間の予約を受け付ける予定だ。

 マリーン5清水屋(酒田市)は12月27日まで特設会場を設けている。地酒やつや姫、肉など庄内の特産品12種類から3種類を選び、3段重にして届ける「庄内お箱」(5千円)は毎年人気の商品。夏のお中元は用意しなかったが、客の求めに応じて復活させた。ほかにラ・フランスなど産直ギフトも充実している。

 藤崎山形店(山形市)も売れ行きは上々という。遠藤嘉門店長は「感染者数の多い仙台市には出向かず、近場で済ませたいお客さまが多いようだ」と分析する。カタログで約1400品目を紹介。近年は少量品や自宅用の需要が高まり、県産品を選択する人も多い。鍋物や牛タンなど定番品の引き合いが強い。12月20日まで注文を受け付ける。

 イオン東北は県内のイオン6店、イオンスタイル1店で計約1550品目を扱う。近年は1人用商品が売れており、担当者は「自分へのご褒美用、家族への贈り物用としてニーズが高い」と語る。保存に便利な常温商品、簡単調理で食べられる商品、シェアしやすい個包装商品にも力を入れている。感染対策として「ネット通販、イオンカード払いでポイント5倍キャンペーンを展開し、お客さまをお得なオンライン注文に誘導している」という。

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