県内、新たに5人感染 増える経路不明

2020/11/28 08:36
県内の感染事例について説明する県の担当者=27日、県庁

 県は27日、新たに県内で男女5人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。鶴岡市の30代会社員男性と20代会社員男性は、25日に陽性が公表された酒田市の50代従業員男性の同僚。酒田市の60代会社役員男性と遊佐町の40代自営業男性は感染経路が不明で、県外の20代会社員女性は来県前に感染したとみられる。県内の累計感染者数は116人で、入院者は18人(うち重症者1人)。

 県内は今月だけで既に30人の感染が公表され、直近1週間は9人のうち5人の感染経路がたどれていない。吉村美栄子知事は27日の臨時記者会見で「一日にまとまった(感染者の)数が出ており、大変危機感を覚えている。全国の第3波の影響を受けていると言わざるを得ない」と述べた。

 県によると、鶴岡市の30代会社員男性と20代会社員男性は共に11日にせきなどを発症。酒田市の従業員男性の濃厚接触者と特定された26日に検査を受け陽性が判明した。発症時期から、2人とも従業員男性より早い時期に感染した可能性が高いとみられる。濃厚接触者は共に家族と同僚数人。従業員男性の濃厚接触者は4人で、残る2人は陰性だった。

 60代会社役員男性は24日に倦怠(けんたい)感などを覚え、25日には発熱があり医療機関を受診。26日にPCR検査で陽性と分かった。濃厚接触者は職場関係などで10人程度という。

 遊佐町の40代自営業男性は23日から発熱などがあり、医療機関を再受診した26日にPCR検査で陽性が判明した。濃厚接触者は家族だが、全て陰性だった。

 県外の20代会社員女性は21日以降、感染拡大地域から庄内地域の家族宅に滞在していた。24日に頭痛や倦怠感などを覚え、26日にPCR検査で陽性と分かった。濃厚接触者は家族。

 5人は27日に庄内地域の医療機関に入院し、症状は重くないという。5人のうち3人が発熱などの症状があっても出勤を続けており、県は症状がある際は仕事を休み、速やかに受診するよう求めている。

拡大地域への移動は控えて・知事

 吉村知事は会見で「県外に出張したり、県内に出張などで訪れたりして感染が発生したと推定される例がある。北海道や首都圏、関西圏、中部圏など感染拡大地域への移動はできるだけ控えてほしい」と訴えた。

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