流れぐいっ!モンテ4発 金沢に4-0で大勝

2020/11/26 11:54
〈山形―金沢〉前半10分、山形のFW前川大河(手前左)が先制点を決め喜ぶ=天童市・NDソフトスタジアム山形

 サッカーJ2は第36節の25日、各地で11試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で金沢と戦い、4―0で大勝した。通算成績は14勝10分け12敗で、順位は7位に上がった。

 中3日の連戦で山形はスタメン2人を変更。全試合に出場していたMF中村駿がコンディション不良のため外れ、MF小松駿太が8試合ぶりに先発に入った。前半10分、FW前川大河が右足のボレーシュートを決め、1―0で折り返した。後半1分、左クロスにFW渡辺凌磨が頭で合わせて2点目を奪った。同9分にFWビニシウス・アラウージョ、同19分にDF熊本雄太が追加点を挙げた。

 このほか、徳島は町田を3―0で下し、勝ち点を74として首位を守った。2位福岡は東京Vと1―1で引き分け勝ち点70。3位の長崎も松本に終了間際に追いつかれて引き分け、同67。

 山形は次節の29日、甲府市の山梨中銀スタジアムで甲府と対戦する。

 【評】山形が4得点と決定力の高さを示し、完封勝利を収めた。1―0で迎えた後半立ち上がり、MF加藤の突破からFW渡辺が追加点を奪い、勢いに乗った。相手GKのミスなどを見逃さずに加点。シュート14本を浴びたが、GK藤嶋が奮闘し、7試合ぶりに無失点に抑えた。

【青炎】後半に連続得点、完封手応え

 「内容的には競った試合」(石丸清隆監督)ではあったが、山形が決定力の差を示した。前半に少ないチャンスをものにすると、後半立ち上がりに一気に流れを呼び込む連続得点。大差の結果に、指揮官は「狙った形をつくれなかったが、4得点(の結果)で欲を出してもしょうがない」と言葉を紡いだ。

 マンツーマンで詰めてくる相手に対し、前半は組み立て時のポジション取りの修正が求められたという。持ち前のパスワークを発揮する場面は少なかったが、前半10分にトップ下のFW前川大河が先制点を挙げた。CKのこぼれ球を拾ってつなぎ直し、左からクロスを送ったMF岡崎建哉と前川の狙いは、ゴール前のスペースでぴたりと合った。体を寝かせて右足に当てたシュートが決まり、先行した。

 先制後もチャンスは両軍にほぼ平等に訪れていたが、後半早々に山形が主導権を握る。前半終了間際に脚を痛めるアクシデントもあったMF加藤大樹が、不安を払拭(ふっしょく)するように左サイドを一直線に突破。ゴール前に駆け込んだFW渡辺凌磨がクロスを頭でたたき込んだ。流れは止まらず、セットプレーなどを生かし試合にけりをつけた。

 4得点の結果であっても、指揮官は「ゼロに抑えたことの方が大きい」と守備陣の奮闘にも目を向けた。DF熊本雄太も一定の手応えを示し、「残り6試合、積み上げてきた守備の部分を攻撃と同様に精度を上げていきたい」と意気込んだ。

守備の課題共有、次に向かう

 石丸清隆監督の話 相手のマンツーマンの守備をどう崩していくかという点で、戦略を迷った部分もある。選手の立ち位置を少し難しくしてしまった。もっと崩せるイメージはあったが、4点取れたことは大きい。(守備面の)課題を共有し次に向かいたい。

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