天日と海風で増すうま味 酒田・干し大根出荷が最盛期

2020/11/26 10:40
冬の風物詩の大根干し作業が最終盤を迎えている=酒田市浜中

 酒田市浜中の冬の風物詩「干し大根」の出荷が最盛期を迎えている。天日と海から吹く寒風で乾燥させた大根で、たくあん漬けなど漬物の材料として人気がある。出荷作業は来月初旬まで続く。

 JA庄内みどりによると、収穫後2本に束ねて洗浄した大根を寒風にさらすことで適度に水分が抜け、うま味が凝縮されるという。砂丘地の浜中地区では夏場まで生産されている庄内砂丘メロンが名産だが、同じ畑でメロンの後に大根を栽培。同地区のもう一つの特産品になっている。今年は9月中旬までの高温で生育が例年に比べて悪く、出荷量は昨年の約140トンを大きく下回る見通し。

 自宅近くの畑で出荷前に大根の先端を切り、形を整えていた70代女性は「たくあんやしょうゆ漬けはもちろん、煮物にしてもおいしい」と話した。県内のJAや直売所に出荷される。

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