えそ輪紋病、県内で初確認 トルコギキョウの病害、斑点病も発生

2020/11/26 09:36

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 県病害虫防除所は25日、ウイルスやカビによるトルコギキョウの病害「えそ輪紋病」と「斑点病」の発生を県内で初めて確認したと発表した。出荷は最終盤に入っているが、品質の低下を防ぐため、生産者に防除の徹底を呼び掛けている。

 同防除所によると、えそ輪紋病は1996年に千葉県で初めて見つかり、トルコギキョウのほか、ネギやタマネギ、ニラ、テッポウユリなどでも発病することが知られている。斑点病はトルコギキョウでのみ発病が確認されており、東北地方では2018年に宮城、福島両県で発生した。

 本県では今年7月下旬、庄内地域の栽培ハウスで、葉の一部が枯れたような病斑が見つかった。ウイルスによる病害の疑いがあったため、農業・食品産業技術総合研究機構遺伝資源センター(茨城県つくば市)に調査を依頼し、えそ輪紋病と分かった。8月下旬には同地域の別のハウスで葉に黒い斑点が現れたため、横浜植物防疫所で調べたところ、斑点病と判明した。

 えそ輪紋病に対しては、ウイルスを媒介する害虫ネギアザミウマがハウスに侵入しないように対策を講じる必要があるとする。斑点病は多湿だと発生しやすくなるため、施設内の通風や換気に努めるよう呼び掛けている。

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