7月豪雨の県内被害総額432億円 道路・河川の調査進み増大

2020/11/26 09:10
町道が崩落した現場。市町村管理の道路や河川の被害調査が進み、被害額は県全体で432億円になった=7月28日、白鷹町滝野

 最上川などの氾濫をもたらした7月末の記録的大雨に関し、農林水産や道路・河川などを合わせた県内の被害総額が、11月20日現在で約432億円に上ることが25日、県のまとめで分かった。市町村管理の道路・河川関係の被害調査などが進み、9月の前回発表(約356億円)から約76億円増大した。被害額は現在も精査中だが、調査はおおむね終了したとしている。

 県によると、県管理の道路・河川関係の被害額は前回と変わらず約220億6千万円。市町村管理は約64億3700万円で、最も多かったのは道路関係の42億7100万円。白鷹町の町道が崩落するなど、被害は625路線、1161カ所に及んだ。続いて河川13億5500万円(被害数157河川、222カ所)、公園などその他5億2400万円(同165カ所)、下水道2億8600万円(同67カ所)となっている。

 農林水産関係の被害は32市町村で134億3800万円。内訳は野菜や果樹といった農作物などの被害が21億2600万円(被害面積約2613ヘクタール)、パイプハウスの損壊など施設関係が10億7100万円(被害数767件)、揚水機場の浸水など農地・農業用施設が79億8800万円(同2423カ所)など。

 商工業関係では飲食店や宿泊施設など15市町村の173事業者が被災し、被害額は約12億3千万円となっている。

 また、建物被害(非住家を含む)は全壊12棟、半壊62棟、一部破損16棟、床上・床下浸水1234棟。災害廃棄物は山形や新庄など12市町村で約2992トンに上った。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]