冬に手仕事のぬくもり 庄内町で槙島ほうき作り始まる

2020/11/21 14:21
槙島ほうき作りの仕上げをする日下部市雄会長=庄内町槙島

 庄内町槙島(まぎしま)地区に伝わる工芸品「槙島ほうき」の製作が始まった。地区住民でつくる「槙島ほうき手作りの会」(日下部市雄会長)会員が、ホウキキビを束ねて6色の糸で縛り、数十年使える丈夫なほうき作りに精を出している。

 槙島ほうきは、農閑期の副業として地区内に古くから伝わり現在、会員4人が製作を手掛ける。また、町内外のファンでつくる「槙島ほうき応援隊」が毎年、ホウキキビの定植や刈り取り作業を手伝っている。

 製作は毎年11月から翌年3月にかけて行われる。乾燥させて脱穀したホウキキビを束ね、鉄のくいを軸にして赤や青、緑色の木綿糸で固く結ぶ。仕上げにくいを抜き木の棒を打ち込めば完成だ。

 日下部会長は「棒を真っすぐ打ち込むことが丈夫なほうき作りのこつ。使うだけでなく置物としても映えるよう一本一本、糸の組み合わせを変えてカラフルに仕上げている」と話した。

 完成品は町新産業創造館クラッセ内の産直施設「なんでもバザールあっでば」で購入できる。15日には町余目第三公民館で槙島ほうき作りの体験会も開かれ、約20人が参加した。

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