SBI、じもとに35億円出資 資本提携正式発表、きらやかに30億配分

2020/11/21 08:05
きらやか銀行本店(資料写真)

 SBIホールディングス(HD)と、きらやか銀行(山形市)と仙台銀行(仙台市)を傘下に置くじもとホールディングスは20日、資本業務提携を正式発表した。じもとHDが実施する第三者割当増資をSBIが35億円で引き受け、このうち、きらやか銀に30億円、仙台銀行に4億3千万円を振り分ける。

 きらやか銀行の粟野学頭取(じもとHD社長)は記者会見で資本提携の協議を10月に始めたことを明らかにし「SBIの持つノウハウを生かし、じもとHD、きらやか銀による(取引先の)本業支援を推進したい」と強調した。

 じもとHDはSBIへの資産運用の委託や、ITと金融が融合したフィンテックの導入などで収益力の向上を目指す。事業承継の支援や地域通貨の発行を通じた地域経済の活性化も今後話し合う。SBIからは社外取締役1人の受け入れを予定している。

 SBIグループはじもとHDの18.19%の議決権を握る筆頭株主になる。同グループの地銀連合は7行に拡大する。

 記者会見は山形、仙台の2会場を中継して行われ、SBIの川島克哉副社長は「われわれの血を注ぐことで(きらやか銀と仙台銀の)経営統合効果が加速すると考える。きらやか銀は(地域に根ざした業務を行う)リレーションシップバンキングの優等生。技術やノウハウの提供によりレベルが上がるのではと楽しみにしている」と述べた。

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