「ラーメンのまち南陽」を発信 市と運送会社(静岡)、ラッピングトラックでPR

2020/11/20 12:13
小泉さんが描かれたラッピングトラックの模型。ラーメンのまち南陽を全国に発信する=南陽市役所

 「ラーメンのまち南陽を全国に発信だ」―。南陽市と同市内に営業所を構える丸富運輸(静岡県富士市、加藤喜美社長)は今月末から、人気漫画「ラーメン大好き小泉さん」を描いた大型のラッピングトラックを走らせることで合意した。主に山形―静岡間を走行する。

 同社の創業者で先代社長の定男さんが南陽市荻の出身という縁があることから、「(同市池黒に山形営業所がある)地元企業として地域に貢献したい」とラッピングトラックによる地域アピールを申し出た。市側もラーメン課を中心に6月から本格的な準備に入り、これまでコラボレーション事業を数多く展開してきた「ラーメン大好き小泉さん」をモチーフにすることにした。

 「ラーメン大好き小泉さん」はラーメンが大好きな謎の美人女子高生「小泉さん」が全国各地でラーメンをひたすら食べまくるストーリーで、刊行元の竹書房(東京都千代田区)によると、累計発行部数(9巻)が200万部以上を記録する人気作品となっている。テレビドラマ化やアニメ化もされており、南陽市は最新巻の9巻に掲載されている。

 ラッピングトラックは横10メートル、縦2.8メートル、幅2.5メートルのコンテナ部分にデザインする。中央に小泉さんが描かれ、前方部分に「いざ、ラーメンの国へ―山形」、逆面に「なんようしのラーメン」と記した。小泉さんは赤湯温泉をイメージした浴衣を着用しており、市内のラーメン店の代表メニューもプリントする予定だ。

 同市は2016年7月から「市役所R(ラーメン)&R(レボリューション)プロジェクト」を展開している。全国のラーメンファン、漫画ファン、小泉さんファンが“聖地巡礼感覚”で南陽市を訪問することが期待されており、同課は「市民にとってラーメンはまさに『ソウルフード』で、味だけでなく、生活に密着したおもてなしの象徴としても自慢できるもの。知名度アップを図り、有名どころに負けないようなまちづくりを仕掛けていく」と意気込んでいる。

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