モンテ、首位の壁は厚かった 徳島に0-1

2020/11/16 10:14

 サッカーJ2は第34節第1日の15日、各地で10試合が行われた。モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で徳島と戦い、0―1で敗れた。連勝は2で止まり、通算成績は13勝9分け12敗。順位は7位のまま。

 中3日の連戦となり、山形はMF松本怜大が3試合ぶりに先発復帰。前半28分、ワンツーパスの突破から先制点を奪われ、0―1で折り返した。後半はボールを保持しながら攻め込んだが、粘り強く守った相手に逃げ切りを許した。今季は残り8試合で、昇格圏2位との勝ち点差は20に開いた。

 このほか、2位の福岡は山口に1―0で勝って勝ち点68とした。3位の長崎は琉球に0―1で敗れた。

 選手1人が新型コロナウイルスに感染した愛媛は甲府との試合が中止となり、12月9日の代替開催が決まった。

 山形は次節の21日、福岡市のベスト電器スタジアムで福岡と対戦する。

 【評】山形は相手の2倍以上となる14本のシュートを放ったが、根負けした。1点を追う後半は高い運動量を維持させ、ボールを保持する展開に持ち込んだ。特に終盤はミドルシュートを交えながら攻め込んだが、ゴール前の局面において相手の隙が少なかった。

〈山形―徳島〉前半、山形のCKにMF中村駿(17)が合わせたが、得点できず=天童市・NDソフトスタジアム山形

空砲14発、に完封負け

 【青炎】首位を走る徳島の壁は厚かった。好勝負を演じたが、ゴールに届きそうで届かない完封負けの内容。石丸清隆監督は「(徳島の)予想外のミスは少なく、修正が早い。崩しきれなかった部分では課題を突き付けられた」と差を挙げ、敵の試合巧者ぶりを認めた。

 今節に臨むチームの思いは、MF中村駿の言葉に詰まっていた。「自分たちの積み上げてきたものが、どれだけ上位に対してできるか、楽しみな部分がたくさんある」。昇格が厳しい状況で、自信を手にしたかった一戦だ。

 シュート14本を打った山形の見せ場は、1点を追う後半に多かった。敵の要となるボランチ、最終ラインが引き気味となり、山形のボールを保持する時間が長くなる。プレスを起点にボールを奪い、シュートにつなげた場面もあった。攻めの勢いは終盤にかけて増したが、徳島は瀬戸際で強かった。

 試合を通じても、相手が一枚上手だった要素は多い。守勢に回ったとしても、安定感のあるパス回しでリズムを変え、追加点を狙う速攻の構えを忘れない。最後は耐えて結果をつかんだ。前半28分の得点場面を踏まえ、石丸監督は「チャンスかどうかを感じ取り、ボールを奪った後のスピード感があった。見習うべきだ」と指摘。2位の福岡と戦う次節も、レベルアップを図る機会となる。「まだまだやることはある」。選手を奮い立たせるように締めくくった。

強引なミドルシュートあってもいい

 石丸清隆監督の話 前半の前からの守備が中途半端な形になり、尾を引いた。(コーチングスタッフの)分析のミスでもあり、選手は最後までハードワークをしてくれた。もっと強引なミドルシュートがあってもいい。(次に向けて)もう一度やらなければいけないことを確認したい。

 

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