耐えて山形、守り勝つ Bリーグ2部、福岡に77-61

2020/11/15 11:25
〈山形―福岡〉第3Q、山形の中島良史(左)がシュートを決め、41―25とする=山形市総合スポーツセンター

 バスケットボール男子・Bリーグ2部は第7節第3日の14日、各地で7試合が行われた。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは山形市総合スポーツセンターで福岡(西地区)と対戦し、77―61で勝利した。通算成績は3勝9敗となり、連敗を3で止めた。順位は東地区8チーム中6位。

 山形はアンドリュー・ランダル、中島良史、川辺亮平、キース・クラントン、河野誠司が先発した。序盤はシュートの精度が低く苦しむ局面があったものの、堅守で持ちこたえ、29―23で折り返した。勝負が懸かる第3クオーター(Q)にランダル、中島らが要所で得点して最大22点のリードを奪い、勝利を決定づけた。

 ランダルが28得点、中島と川辺が13得点だった。941人が観戦。15日は同会場で福岡と再戦する。

 【評】激しい守備を続けた山形が相手の得点力を封じ、守り勝った。攻撃の連係がかみ合わない苦しい時間帯でも好守を崩さず、粘り強さが光った。第3Qでは堅守からの速攻に加え、果敢なカットインで相手の反則を誘うなどして流れをつかみ、一気に突き放した。

【マッチアップ】背番号1奮闘、第3Q突き放す

 背番号1の奮闘が勝利を呼び込んだ。勝敗を分けた第3Q、ポイントガード兼シューティングガードの中島良史がマークマンへの激しいディフェンスや勝負どころでの得点力でチームをけん引。「タフな試合だった。キース・クラントンの合流後初めての公式戦。連係不足をうまくカバーして勝ちにつなげることができた」と振り返った。

 第2Qを終え、29―23とロースコアの展開。リードしながらも勝機をつかみきれずにいたが「前半で23失点。自分たちがやるべき守備はできている」と、在籍4季目の中心選手に焦りはなかった。同時に「相手は激しく仕掛けてきている。気持ちで負けず、絶対に逃げない」。果敢なプレーこそが勝利につながると自らに言い聞かせた。

 その言葉通り、第3Qの序盤からオフェンスファウルを誘って守備でチームを盛り立てたり、勝負強く3点シュートを決めて2桁リードを奪ったりと要所で貢献し、一気に流れを引き寄せた。35分にわたってコートに立ち、相手に主導権を渡さず、13得点9リバウンドと活躍が光った。

 この日、コロナ禍で合流が遅れていたセンターのクラントンも初登場。ゴール下を中心に攻守で存在感を見せ、浮上への好材料となった。5ファウルするなどしたが、期待の大型選手は「初戦で白星をつかめたことは大きい。ゲーム感覚を取り戻し、どんどん調子を上げていきたい」。役者がそろった山形が、本格稼働に向けて手応えをつかんだ。

難しい試合をものにできた

 ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチの話 福岡は激しいプレーが持ち味。自分たちにミスや混乱が起きることは、ある程度予測していた。それでも選手が守備を中心にやるべきことを理解し、難しい試合をものにできた。次も簡単には勝てない。しっかり準備して臨みたい。

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