きらやか銀、純損失5億円見通し 中間業績予想を修正

2020/11/14 13:07
きらやか銀行本店(資料写真)

 じもとホールディングス(HD、仙台市)は13日、2020年9月中間連結決算の業績予想を修正し発表した。子会社のきらやか銀行(山形市)は純損失が5億円となる見通し。今後予定する有価証券の売却損計上に伴い、繰り延べ税金資産の取り崩しを行うため。

 同行が赤字計上となれば、景気後退や金融市場の混乱で不良債権処理費用が増大し、有価証券の評価損も計上した2008年9月中間決算以来。

 5月公表の業績予想で、純損益は4億円の黒字を見込んでいた。金融市場の動向を踏まえ、今後、運用する有価証券の種類を大幅に入れ替えるため売却損を計上する見通し。これに伴って中間期で繰り延べ税金資産10億300万円を取り崩す必要が生じ、法人税等調整額が増えることで純損失計上になるとした。経常利益の予想は6億円から5億円に引き下げた。

 同行は20日に中間決算の詳細を公表する。当初は13日の予定だったが、決算数値の確定に時間を要するなどし延期していた。

 じもとHD全体では経常利益8億円を14億円に上方修正し、純利益を6億円から6千万円に下方修正。傘下の仙台銀行は経常利益を4億円から9億円、純利益を3億円から7億円にそれぞれ引き上げた。

きらやか銀、社外取締役に森氏

 きらやか銀行は13日、取締役会を開き、社外取締役に日銀出身で金融庁参与、中小企業基盤整備機構中小企業応援士などを務める森俊彦氏(64)を新任する役員人事を内定した。株主総会の承認を経て12月1日付で就任予定。

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