パパママの家事分担が「見える化」 仙台の団体がシート開発、二戸さん(最上出身)参画

2020/11/11 09:39
25枚の家事シートを切り取ってママ、パパの欄に貼っていく

 家事を「家族事」として捉え、「家事シェア」の普及活動を行うKaziプロジェクト(仙台市、木村秀則代表)が「家事見える化シート」を開発した。夫婦が家事について話し合い分担するためのツールで、「いい夫婦の日」の今月22日にネット販売を始める。木村代表は副代表の二戸健太さん(28)=最上町出身=と、「男性の家庭進出」を提唱している。

 家事シェアとは家族(夫婦)が協力して家事を行うこと。3年前、木村代表(38)の妻が体調を崩した。2児の子育てを含め家事を全て任せ、負担が募ったらしい。この反省から、当時勤めていた会社の後輩、二戸さんと団体を立ち上げた。

 シートは団体初の商品。「買い物」「お風呂掃除」「保育園の迎え」など25枚の家事シートをパパ、ママの欄に貼る。マグネット製なので冷蔵庫にくっつき場所を取らない。約10組の家庭に試してもらい項目を厳選したところ、半数近くが育児に関することになった。男性側に特に担ってほしいのは「マッサージ」「『ありがとう』を言う」「話に共感しねぎらう」の3点という。

 木村代表も自らシートを活用した結果、家事分担が半分ずつになった。二戸さんは独身ながら「当事者になる前から知っておくべきことを、自分と同じ1人暮らし男子に伝えていければ」と語る。家事について家族で話し合うようになることがゴールだといい、活用ポイントをまとめた取扱説明書も添えた。

 団体は2029年までに▽家事シェアの認知率30%以上▽夫婦の家事負担割合6対4▽夫の育児休業取得率30%以上―を目標に掲げる。実現には企業や自治体の理解が必要だ。シートを母子健康手帳と一緒に配布してもらったり、男性職員の育休取得アップに活用してもらったりというシーンを描いている。

 1シート550円。14日に仙台市で開かれる男女共同参画推進せんだいフォーラムでワークショップを行う。メールkaziproject@kazipj.comか電話080(6021)6772まで。

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