慶大生・末永さん、村山に移住 横浜から、授業はオンライン

2020/11/2 22:28
やりたいことがたくさんあると移住した末永玲於さん=村山市大槙

 村山市大槙の古民家に先月中旬、慶応大経済学部3年の末永玲於(れお)さん(21)=富山県出身=が横浜市から移住した。昨年、村山市大倉地域の耕作放棄地でソバ栽培をして住民とつながりができた縁と、新型コロナウイルス感染症の影響で大学の授業がオンラインになり実現。末永さんは「村山でやりたいことがたくさんある」と話している。

 末永さんが代表を務める「学生団体ゆう-YOU-」は昨年、市の「アグリランドむらやま」事業の一環で村山市を数回訪問。首都圏から人を呼び込みながら耕作放棄地で開墾、ソバの種まき、草刈り、収穫に取り組み、交流人口創出につなげた。収穫したソバは、菓子に加工して都心のイベントで販売した。

 移住の理由は「人が良くて居心地が良い。無理せず暮らせる」。人気エリアの東急東横線綱島駅近くのアパートを引き払い、半額以下の家賃で広大な古民家に引っ越した。コロナの影響で都内のキャンパスには通えず「オンラインで授業を受け単位が取れる。今こそどこにでも住めるようになった」と続ける。

 村山でやりたいことについて「市内の別の場所にシェアハウスを設け、多くの人が来る場所にしたい。付加価値創造に特化したコワーキングスペースも作りたい」とアイデアが次々と浮かんでいる。実現に向けて市と相談をしており、近く会社を立ち上げるという。

 雪国の富山育ちながら大雪は憂うつと笑う。大槙に住み始めて半月ほどが過ぎ「近所の人が野菜を持ってきてくれる。生活に必要な物も知り合いがくれる」と暮らしを満喫している様子。現在、リヤカーを改造し、焼き芋を作る設備を準備している。コロナ感染に注意しながら首都圏から友人が来ており「いろいろな人が集う空間が好き。話題の宝庫にしたい」と笑顔を見せている。

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