サッカーJ2は第30節の1日、各地で11試合が行われた。モンテディオ山形は京都府亀岡市のサンガスタジアムbyKYOCERAで京都と戦い、0―3で敗れた。第24節以来の敗戦。通算成績は11勝9分け10敗とし、順位は9位に下がった。残り12試合で昇格圏2位との勝ち点差は17に開いた。
前半29分、右サイドの裏を突かれてクロスから失点。0―1で折り返した。後半8分、素早い攻撃から2点目を許し、同40分にミドルシュートで駄目押し点を奪われた。
このほか、徳島が2点差を逆転して3―2で群馬に勝ち、勝ち点59で首位に立った。福岡は磐田に1―2で屈した。8月29日以来16試合ぶりの黒星で、得失点差で2位。
山形は次節の4日、天童市のNDソフトスタジアム山形で新潟と対戦する。
【評】山形は3失点で完敗した。序盤は主導権争いでせめぎ合ったが、パスの精度が上がらず、中盤のこぼれ球を拾えないまま敵のペースに。1、2失点目は素早い攻撃でスペースを突かれ、クロスを合わせられた。ビルドアップ(組み立て)は選手同士の距離が遠くなってしまい、躍動感を欠いた攻撃で10試合ぶりの無得点に終わった。
成長の材料もらったと考えたい
石丸清隆監督の話 今までで一番(内容の)悪いゲーム。距離感が悪いためにボールを運べず、ほとんど何もできなかった。陣形は間延びし、(1対1の勝負という)相手の強みが出る形になった。対策された中でもう一歩踏み込んで成長しなければならず、いい材料をもらったと考えたい。2日間しかないが、(課題を)確認して次のゲームに向かいたい。
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