赤上(東北公益大)に「先発でぜひ」 育成1位、西武が指名あいさつ

2020/10/30 15:26
西武の辻発彦監督から贈られた色紙を手にスカウト担当者と記念撮影する赤上優人投手(中央)=酒田市・東北公益文科大

 プロ野球・西武のスカウト担当者が29日、新人選手選択会議(ドラフト会議)の育成1位で指名した赤上優人投手(東北公益文科大)=秋田県仙北市出身=へあいさつのため、酒田市の同大を訪れた。引き続き開いた記者会見で、「大きく育ち、先発で頑張ってもらいたい」と期待の声を掛けられ、本県の大学で初の指名を受けた赤上投手は「西武を代表する選手になりたい」と意気込んだ。

 編成グループ育成・アマチュア担当チーフの前田俊郎氏と、北海道・東北地区担当スカウトで、赤上投手と同郷の水沢英樹氏が訪問。会見で前田氏は「早く戦力になることを期待している」とし、水沢氏は「高校生の頃から目を付けていた。ハートと投球の強さ、150キロ超の直球は制球も良く、変化球も多彩」と評価した。赤上投手は「泥臭く頑張り、一刻も早く支配下に入る」と決意を口にした。

 同大からは金野信勇理事長補佐、硬式野球部の横田謙人監督も同席した。赤上投手は来月中旬にも仮契約する。

実った強化、プロ輩出・東北公益大硬式野球部

 東北公益文科大硬式野球部は2003年に部として始動。当初は恵まれた練習環境ではなかったが、選抜高校野球大会で羽黒高を県勢初の4強に導いた横田謙人監督を13年に迎え、強化を図った。

 着実に実績を積み上げ、昨秋の南東北大学野球連盟の1部リーグで2度目の頂点に。立役者が赤上優人投手で、指揮官の助言を受けて遊撃手から転向し「監督に出会っていなければ、いまの自分はなかった」と振り返った。

 就任8年目で同大からプロ選手を輩出し「素直にうれしい。大学や地元のサポートのおかげ」と横田監督。「転向後の苦労はあったと思うが、フィジカル、メンタルを鍛え本人が素直に頑張った結果。後輩が続くよう力を発揮してほしい」と目を細めた。

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