大石田のそば、看板で応援 町内の鏝絵職人、10店に贈る

2020/10/30 13:41
鏝絵職人の工藤栄次さん(前列中央)が手掛けた看板を手にするそば店の店主たち=大石田町

 新そばシーズンを前に、大石田町の鏝絵(こてえ)職人が手掛けた漆喰(しっくい)の看板が29日、町内のそば街道10店に届いた。新そば試食を兼ねた贈呈式が同町のそば店「ふうりゅう」で行われ、関係者が看板の完成度と豪雨を乗り越えた新そばの味に太鼓判を押した。

 看板を手掛けたのは同町駅前通りの工藤栄次さん(76)。銀山温泉(尾花沢市)の老舗旅館に今も残る作品を手掛けた、後藤市蔵氏のおいに当たる。看板は縦約30センチ、横約90センチ。熟練の技で「大石田そば街道」の文字と店名を浮かび上がらせた。

 贈呈式には約20人が出席し、そば街道振興会の芳賀清会長が「銀山温泉のように100年、200年と店が続くように頑張ろう」とあいさつ。工藤さんは「看板は100年は持つ。文字のように商売も盛り上がってほしい」と期待した。

 町によると、7月豪雨により町内のそば畑23ヘクタールが冠水した。ただ固有品種「来迎寺(らいこうじ)在来」の今年の品質は良く、試食した出席者は「香りがよく出ている」と話していた。

 11月1日にはそば街道全店での新そば提供とスタンプラリーが始まる。

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