県内でクマ被害、目撃相次ぐ

2020/10/27 14:10
ツキノワグマ(資料写真)

■食害

 【高畠】26日午後4時半ごろ、高畠町竹森のブドウ畑で、シャインマスカットを食べているクマを所有者の30代男性が見つけ、町役場を通じて南陽署に届け出た。クマの体長は約1.2メートル。男性がブドウ収穫のため自宅敷地内にある畑に行ったところ、約20メートル先でクマが立ち上がってブドウ棚の果実をむさぼっていた。男性はすぐ自宅に避難し、通報した。被害は約30房(約3万円相当)。現場は大笹生公民館から西約630メートルで付近には民家が点在している。

 【鶴岡】26日午後5時25分ごろ、鶴岡市黒川の果樹園で、木に実っていたリンゴ約100個が食い荒らされていると、栽培している70代女性が市櫛引庁舎を通じて鶴岡署に届け出た。クマによる食害とみられる。

 鶴岡署によると、近くにクマのふんが多く点在していたという。23日午後4時ごろ~26日午後3時ごろに食べられたとみられる。現場は滝の上集落の南端から南西に約270メートル。

■目撃

 【小国】26日午前5時50分ごろ、小国町北で、50代男性が自宅近くでクマを目撃し、小国署に届け出た。クマは体長約1メートルで、自宅の約20メートル先の畑にいた。その後、西側の田沢川方向へ逃げていった。現場は下田沢川橋の約100メートル東。周辺に住宅地がある。

 【飯豊】26日午前7時半ごろ、飯豊町椿で、登校中の女子中学生が2頭のクマを目撃し、学校を通じて長井署に届け出た。クマは体長が約1メートルと約50センチで、飯豊中へ向かっていた中学生の約150メートル先を横切り、山林へ逃げた。現場は町民野球場の約100メートル東。周辺には町役場や学校があり、27日朝も登校時間帯に合わせてパトロールを行う。同校では27、28日の登下校時に保護者の送迎を依頼した。

 【舟形】26日午前10時10分ごろ、舟形町舟形のやぶの中にクマがいるのを、散歩中の80代女性が見つけ、町役場を通じて新庄署に届け出た。クマは体長約1.5メートルで、舟形ほほえみ保育園北側のがけ下付近にある通称「町民沼」北のやぶにいた。現場近くには舟形小、町民グラウンドなどがある。

 【鶴岡】26日午後5時10分ごろ、鶴岡市由良1丁目でクマ1頭を目撃したと、市内の30代男性が110番通報した。鶴岡署によると、クマは体長約1.5メートル。男性が道路で仕事仲間と話をしていた際、西に約15メートルの山の斜面にいるのを見つけた。現場は県漁業協同組合由良総括支所の西約450メートルの山中。

 【遊佐】26日午後6時45分ごろ、遊佐町杉沢でクマ1頭を目撃したと、犬の散歩をしていた近くの40代男性が酒田署に届け出た。クマは体長1.2メートル。男性がライトで周辺を照らしながら歩いていたところ、約50メートル先の山の斜面にいるのを目撃した。クマはそのまま山中に入っていった。現場は開畑公民館から約900メートル南東。

【米沢】大型トラックが衝突

 25日午後10時15分ごろ、米沢市万世町刈安の国道13号で、50代男性の大型トラックとクマが衝突した。男性にけがはなかった。

 米沢署によると、男性が東進中、道路上で体長約1メートルのクマを見つけ、ブレーキをかけたが間に合わず、ぶつかった。クマは道路左側のやぶへ走り去った。現場は国土交通省刈安防災除雪ステーションの西約200メートル付近。

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