ワイヴァンズ連勝、光見えた ホーム奈良戦、6位浮上

2020/10/26 09:28
〈山形―奈良〉第3Q、山形の柳川龍之介がシュートを決めて54―50とする=南陽市民体育館

 バスケットボール男子・Bリーグ2部は第4節最終日の25日、各地で6試合を行った。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは南陽市民体育館で奈良(西地区)と対戦し、82―75で勝利した。2連勝となり、通算成績は2勝6敗。順位を一つ上げ、東地区8チーム中6位となった。

 山形はアンドリュー・ランダル、中島良史、和田保彦、河野誠司、クリス・ブレディが先発した。互いに得点を奪い合う激しい展開となったものの、各クオーター(Q)終了時点でリードを保った。60―54で迎えた最終Qは好守からの速攻や、相手の反則で得たフリースローを決めて主導権を握り、接戦を制した。

 ランダルとランス・グルボーンが17得点、河野が15得点、柳川龍之介が11得点。603人が観戦した。

 次節は28日、天童市の県総合運動公園アリーナで茨城(同地区)と戦う。

 【評】山形は守備が安定し、第3Qまでの各Qの失点を10点台に抑えた。攻撃では連係ミスが続く場面もあったが、要所で3点シュートを沈め、相手のチームファウルから得たフリースローなどで流れを手放さず、終盤の反撃もしのいだ。

守備安定、流れ渡さず

 ホーム戦で連勝を飾った。開幕6連敗を喫したものの、新型コロナウイルスの影響で入国が遅れていた外国人選手が合流するなどし、目指すチームの姿が見えてきた。ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチは「チーム状況は着実に良くなっている。メンバーが質の高いプレーを継続してくれた」と選手の奮闘をたたえた。

 シーソーゲームの白熱した展開の中、我慢の時間帯でも崩れずに持ちこたえた。第3Qは出だしに逆転され、主導権を奪われかけた。新生ワイヴァンズの真価が問われる厳しい状況で、途中出場で11点を挙げた柳川龍之介の活躍が輝いていた。

 「ベンチで試合を見ていて、ゴールへのアタックが少ないと感じていた。流れを変える役割を果たしたかった」。その言葉通り、相手守備の隙を突くレイアップやジャンプシュートを繰り出して3連続得点を決め、チームを鼓舞した。

 連勝にも安堵(あんど)感なく、殊勲者は既に次戦を見据えて「反省点は多い。一つ一つの課題を確実に克服していくことでチームの安定感を高めたい」とする。「さらに良いチームになっていくわくわく感でいっぱいだ」。暗雲が割れ、光が差してきた。

集中力保っていた

 ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチの話 第1Qの出だしと最終盤でプレーに乱れがあったが、ほとんどの時間で選手が集中力を保っていた。連勝でき、チームがより良くなるきっかけになった。だが、第4節の勝利はもう過ぎたこと。次の試合に向け、しっかり準備して臨む。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]