東北文教大に「人間関係学科」新設 来年4月方針、地元進学・就職の選択肢増

2020/10/23 12:57
学科新設について記者会見する結城章夫理事長(中央)ら=県庁

 東北文教大(山形市)を運営する学校法人富沢学園(結城章夫理事長)は22日、同大人間科学部に来年4月、人間関係学科を新設する方針を発表した。コミュニケーション力や心理学、社会福祉の知識を身に付け、人間関係の構築に貢献できる人材を育成する。4年制の文系で総合的な教養教育を学ぶ学科とし、高校生の地元進学・就職の選択肢を増やす狙いがある。

 文部科学省の大学設置・学校法人審議会が同日、設置を認めるよう萩生田光一文部科学相に答申した。

 新学科では、1年次に基礎・専門教育科目を学び、2年次は▽グローカルコミュニケーション▽心理総合▽福祉マネジメント―の3コースに分かれる。学修年数は4年で入学定員は60人(収容定員250人)。各コースで学びを深め、公務員やサービス業、金融機関、情報通信業など地元の幅広い分野で活躍できる人材を育てていく。

 学科開設は今年4月に申請したが、新型コロナウイルスの影響で文科省の認可スケジュールが例年より2カ月ほど遅れた。今後正式に認可される見通し。学科新設に伴い、同大短期大学部総合文化学科(2年制)の募集を停止する。

 同法人はこの日、県庁で記者会見を開き、結城理事長は「地元の大学で学び、地元で就職したいという高校生の希望に添うとともに、人材不足に悩む県内中小企業の採用ニーズにも応えられるのではないか」と述べた。

飯豊の専門職大、22年の開学めざす

 一方、飯豊町にモビリティシステム専門職大の開設を目指している赤門学院(仙台市)は、コロナ禍により入学者確保が困難になったことなどから、文科省への設置認可申請をいったん取り下げた。再申請し、1年遅れの22年4月開学を目指すとしている。

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