県医師会、忘・新年会の注意促す 新型コロナ県民会議

2020/10/23 11:59

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 新型コロナウイルス感染症による県民生活や経済の回復に向け、オール山形の「新型コロナ克服・創造山形県民会議」の第5回会合が22日、県内各界の代表が参加して県庁で開かれた。空港の検温をやめるなど経済回復に向けて大きくかじを切るよう求める意見がある一方、県医師会は忘・新年会について「従来のように、旅館に宿泊して大部屋で飲食するのは感染リスクが高い」と注意を促した。

 中目千之(なかのめちゆき)県医師会長は欧米の例を挙げ「人が移動するから感染が広がるのではなく、マスクを外して飲食しているのが原因」と指摘。個室での食事や脱衣所での注意点などをまとめたガイドラインを示すべきだとし、「県医師会はインフルエンザとの同時流行に備え、少し厳しく態勢を取ろうとしている」と述べた。

 また、井上栄子県看護協会長は医療機関でクラスター(感染者集団)が発生した場合を考え、看護師の派遣の仕組みづくりに取り組むよう提言。根本建二山形大副学長は学生の就職状況について「工学部の学生の内定率は9月時点で約20%減、大学院生も例年は97%程度だが88%と低下している。県内企業の支援をお願いしたい」と述べた。

 協議に先立ち、県側が新型コロナ対策や消費喚起策などを説明した。県の割引クーポン事業「県民泊まって元気キャンペーン」は18日時点で、67.2%の利用率となり順調に推移していることが報告された。県内の各界代表24人が出席し、一部はオンライン形式で参加した。

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